格安ホームページ制作

83. 山岡鉄舟の場合
※本作品はあくまでホームページ制作に関したフィクションであり、文中のエピソード・セリフその他は、ほぼ全てが作者の創作です。尚、Wikipediaその他の資料を大いに参考にさせて頂いております、ペコリ。

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●山岡鉄舟はあんパンが好物で、毎日食べていた…らしい。→注

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山岡鉄舟さん、35歳。
いままさに、アタマを抱えておるのです。
「う〜ん…こまった。あんパンがない!脳を活性化できない!幕末の重鎮として活躍できん!」
「ごもっともでございます!ゆゆしき事態でございます!」
横で同意するのは、弟の高橋泥舟です。
そう、昔から偉大な政治家というのは、好物にこだわる人が多いのです。

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徐々に緊迫する場の空気。ついに泥舟が言いました。
「兄上、ホームページ制作をやられては?江戸城界隈では、もはやあんパンは調達できませぬ。…そう、いまやタウンページより大きな媒体であるインターネットで、自己の窮状を強烈にアッピールされては!」
「うーむ、なるほど。ホームページ制作か!それはいいかもしれれん!」
山岡鉄舟も声をうわずらせます。藁にもすがる思いの、無刀流開祖でした。

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さっそくホームページビルダーと『ホームページ制作1週間!』系の本を買いこみ、剣への求道もそっちのけで必死にとりくむも、なかなか作業はすすみません。まずタイトル文作成の時点で、けつまづいてしまう山岡鉄舟なのです。
“初めまして、山岡鉄舟です。糖分を補給しリラックスする為のあんパンに、難儀しております。江戸城界隈には木村屋がありません。あんパンをたくさんストックされてる方、ご連絡お待ち致します。”

「う〜ん…ちょっとカタいかな…。」
一応書いてはみたものの、そこはかとなく不安になり考え込む山岡鉄舟。そう、昔から偉大な政治家というのは、深謀遠慮する人が多いのです。

“こんにちは、山岡鉄舟だよ。べつに甘党ってワケじゃないよ!あんパンを持ってきてくれないか?スウィーツがないと落ちつかないのさ!よろしく!”

「くだけすぎだ。どうもうまくいかん…。」
↓山岡鉄舟:独白
う〜ん…マトモに自分でホームページ制作するのは、どうやらムリのようだ。なんかもうやりたくない…かったるい。あきらめるなら早いほうがいい。ムダな努力は、少ないほうがベターだから。

線香花火よりかんたんに挫折してしまう、無刀流開祖でした。

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「あ、ども…山岡鉄舟ともうします。格安でホームページ制作をお願いしたいのですが…。」

「はい、ありがとうございます!うづき屋です。
では山岡鉄舟様、いったいどのようなご業種でいらっしゃいますか?」

「えー、ひとことでいうと、幕末の三舟の一人です。んで、アドレナリンを出す為あんパンを集めたいのです。」

「幕末の三舟の一人ですか、なるほど…。ではご自身、いま一番アピールしたいポイントなど、まとめてらっしゃったらお聞かせ願えますか?」

「はい…いいですか?“こんにちは、山岡鉄舟だよ。べつに甘党じゃないよ!あんパンを持ってきてくれないか?〜。”ってかんじです。どうですかね?」
不安げに評価を待つ山岡鉄舟。

「う〜ん…まずお聞きしますが、あんパンを集める為には、どういった単語による検索で、上位にランクされるのが理想的ですか?
自分の希望を、どういった人達に、どのように訴えたいですか?
はい、じゃあまずどのような業種の人達に?」

「う〜ん…やっぱし小豆相場の投資者かな?商売ネタ使ったお菓子を、ゲンかつぎに毎日食べてるんじゃないか?」

「はい、するとまず“小豆相場の投資者”“あんパン”この2語が不可欠ですね。そして提供してくれる投資者さんの居住エリアは、どのへんで区切ります?」

「へ?エリア?」

「つまりですね、あんまり遠くに住んでる人じゃ訴求しても意味がないので、実際のところ。えーまず、東京じゃ浜町ですね?あとは神田錦町とか、あのへんまでエリアを広げますか?横浜とか、あっちはちょっと遠いですよね、やっぱり?」

「う〜ん…そうだな、まぁ…それでお願いします。」

「はい。そうしますと、だいたいのタイトル文と紹介文は…たとえばこんな感じになります。」

タイトル文
“浜町界隈にお住まいの小豆相場投資者さんへ:山岡鉄舟があんパンを所望です。”

紹介文
“至急かけつけ、あんパンを提供してくれませんか?茨城県参事ですので、身元は確かです。トーストに餡を挟んだ揚げあんパンもGOOD!神田錦町界隈の貴方も、ぜひご協力ください!”

「まぁちょっとくどいですけど、必要なファクターはこれにてOKだとおもわれます。タイトル文と紹介文のなかにキーワードを散りばめつつも、けっして文意は損なわず、コレが大事です。あとは実際のホームページ中にも上記の単語をバランスよく散らし、とりえあず格安に4ページのモノをつくりましょう。」

「えー、4ページというと?」

「はい。まずTOPまたはHOME、ご挨拶ですね。それから幕臣としての自己紹介・経歴…まぁプロフィールです、これで2ページ。」

「フムフム、かたちになってきましたね…。」

「つぎに御礼概要…つまりどのようなお礼を、あんパンを提供してくれた投資者さんに与えうるのか?あ、コース分けはどうです?
たとえば『小野業雄から受け継いだ瓶割刀・朱引太刀・卍の印贈呈コース』、または『無刀流免許皆伝認定コース』とか?あとはご連絡先、つまりお問合せ用のメールアドレスです。できれば固定電話の番号も、キチンと全ページ公開しましょう。ニッコリわらった本人の顔写真などあれば、やはり効果大ですよ。」

「オオッ!なんとかホームページの呈をなしますね!」

「はい!くわえて、現在の窮状をご自身が更新する日記ブログを追加すれば、読む人の親近感はさらにアップ!
〜山岡鉄舟の最新怒号日記 “朝敵徳川慶喜家来、山岡鉄太郎まかり通る!”
というのはどうでしょう!」

「うーむ…さっそく制作しましょう!」

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こうしてホームページ制作にふみきった山岡鉄舟。おどろくなかれ、1週間もすると手元にあんパンがわんさかさ。今日もほっぺにアンコつけほお張りつつ、モニターのぞいては検索エンジン&アクセス解析を交互にチェックし、ほくそえむのです。

さぁ皆さんもホームページを格安で制作して、事業をガンガン宣伝いたしましょう。うづき屋は、いつでもお手伝いをいたします。

めでたしめでたし。

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※あえて歴史上の人物をネタにしてみました。実際に 現存する業種 を具体的に書き込むと、さしさわりがあるモノで(笑)。文中のキーワードを、ご自身の商売に必要なアピール要素に置き換え原稿を作り…どうぞうづき屋にホームページ制作を、ご依頼下さいませ(笑)
※case-by-case:原則にとらわれず、一件ごとの事情に応じ、問題を処理すること。

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