格安ホームページ制作

70. 佐々木小次郎の場合
※本作品はあくまでホームページ制作に関したフィクションであり、文中のエピソード・セリフその他は、ほぼ全てが作者の創作です。尚、Wikipediaその他の資料を大いに参考にさせて頂いております、ペコリ。

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佐々木小次郎さん、17歳。
いままさに、アタマをかきむしっておるのです。
「う〜ん・・こまった。ツバメがいない。ツバメ返しの特訓ができん。伝説に傷がついてしまう!」
「くじけるでない!あきらめず精進するのだ!」
横で励ますのは、師匠の鐘捲自斎です。
そう、昔から偉大な剣客というのは、いったん目標を定めるとひたすら頑張る人が多いのです。

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徐々に緊迫する場の空気。ついに鐘捲自斎が言いました。
「小次郎、ホームページ制作をやれ!一乗谷では、もはやツバメはよってこぬ。・・そう、いまやタウンページより大きな媒体であるインターネットで、自己の窮状を強烈にアッピールするのだ!」
「うーん、なるほど。ホームページ制作か!それはいいかもしれません!」
小次郎も声をうわずらせます。藁にもすがる思いの巌流でした。

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さっそくホームページビルダーと『ホームページ制作1週間!』系の本を買いこみ、細川氏への仕官運動などそっちのけで必死にとりくむも、なかなか作業はすすみません。まずタイトル文作成の時点で、けつまづいてしまう佐々木小次郎なのです。
“はじめまして、佐々木小次郎です。ツバメをたくさん飛ばして、ツバメ返しの悲願を達成したいです。1羽でも2羽でも大歓迎、至急ごカンパいただけませんか?”

「う〜ん・・ちょっとカタいかな・・。」
一応書いてはみたものの、そこはかとなく不安になり考え込む佐々木小次郎。そう、昔から偉大な剣客といえど、ヘヴィな時もあるのです。

“こんにちは、佐々木小次郎だよ。べつに残酷なオトコじゃないよ!ツバメを持ってきてくれないか?飛んでるトコをクリーンヒットして、一気に開眼さ!よろしく!”

「くだけすぎだ。どうもうまくいかん・・。」
↓佐々木小次郎:独白
う〜ん・・マトモに自分でホームページ制作するのは、どうやらムリのようだ。なんかもうやりたくない・・かったるい。あきらめるなら早いほうがいい。ムダな努力は、少ないほうがベターだから。

線香花火よりかんたんに挫折してしまう、巌流でした。

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「あ、ども・・佐々木小次郎ともうします。格安でホームページ制作をお願いしたいのですが・・。」

「はい、ありがとうございます!うづき屋です。
では佐々木様、いったいどのようなご業種でらっしゃいますか?」

「えー、ひとことでいうと、剣客です。んで、わが秘技の特訓の為、ツバメを集めたいのです。」

「剣客ですか、う〜ん、なるほど・・。では、ご自身でいま一番アピールしたいポイントなど、まとめてらっしゃったらお聞かせ願えますか?」

「はい・・いいですか?“こんにちは、佐々木小次郎だよ。べつに残酷なオトコじゃないよ!ツバメを持ってきてくれないか?”ってかんじです。どうですかね?」
不安げに評価を待つ佐々木小次郎。

「う〜ん・・まずお聞きしますが、ツバメを集める為には、どういった単語による検索で、上位にランクされるのが理想的ですか?
自分の存在を、どういった人達に、どのように訴えたいですか?
はい、じゃあまずどういった業種の人に?」

「う〜ん・・やっぱし、ホストクラブのオーナーさんかな?お店の宣伝の為、社員連れて駆け参じてくれるんじゃないか?」

「はい、するとまず“ホストクラブのオーナー”“ツバメ”この2語が不可欠ですね。そしてツバメ提供を呼びかけるホストクラブの店舗エリアは、どのへんで区切ります?」

「へ?エリア?」

「つまりですね、とても来れないような遠くの店舗に訴求しても意味がないので、実際のところ。えーまず、新宿は歌舞伎町ですね?あとは渋谷センター街とか、あのへんまでエリアを広げますか?銀座とか、あっちはちょっと遠いですよね、やっぱり?」

「う〜ん・・そうだな、まぁ・・それでお願いします。」

「はい。そうしますと、だいたいのタイトル文と紹介文は・・たとえばこんな感じになります。」

タイトル文
“歌舞伎町界隈でご営業中の、ホストクラブオーナー様へ:佐々木小次郎が、ツバメを所望です。”

紹介文
“至急かけつけ、ツバメをカンパしてくれませんか?根気強くチャレンジし、必ずジャストミートさせてみせます!剣豪の伝説がかかっております。渋谷センター街でご営業中の貴方も、ぜひご提供ください!”

「まぁちょっとくどいですけど、必要なファクターはこれにてOKだとおもわれます。タイトル文と紹介文のなかにキーワードを散りばめつつも、けっして文意は損なわず、コレがコツです。あとは実際のホームページ中にも上記の単語をバランスよく散らし、とりえあず格安に4ページのモノをつくりましょう。」

「えー、4ページというと?」

「はい。まずTOPまたはHOME、ご挨拶ですね。それから剣豪としての自己紹介・経歴・・まぁプロフィールです、これで2ページ。」

「フムフム、かたちになってきましたね・・。」

「つぎにお礼概要・・つまりどのようなご褒美を、ツバメの提供者に与えうるのか?あ、コース分けはどうです?
たとえばえ〜と・・『備前長船長光、通称物干し竿贈呈コース』とか、または『巌流島の決闘、かぶりつき特等席観覧コース』とか?あとはご連絡先、つまりお問合せ用のメールアドレスです。できれば固定電話の番号も、キチンと全ページ公開しましょう。ニッコリわらった本人の顔写真などあれば、やはり効果大ですよ。」

「オオッ!なんとかホームページの呈をなしますね!」

「はい!くわえて、現在の切羽詰った状況をご自身が実況する日記ブログを追加すれば、読む人の親近感はさらにアップ!
〜佐々木小次郎の最新チャレンジ日記“燕が低く飛べば 雨が降る!”
というのはどうでしょう!」

「うーむ・・さっそく制作しましょう!」

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こうしてホームページ制作にふみきった佐々木小次郎。おどろくなかれ、1週間もすると周りはロンゲ&ちゃぱつのツバメ候補でわんさかさ。今日も汗だくで宙を斬りつつ、ひとりモニターをのぞいては検索エンジン&アクセス解析を、交互にチェックしほくそえむのです。

さぁ皆さんもホームページを格安で制作して、事業をガンガン宣伝いたしましょう。うづき屋は、いつでもお手伝いをいたします。

めでたしめでたし。

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※あえて歴史上の人物をネタにしてみました。実際に 現存する業種 を具体的に書き込むと、さしさわりがあるモノで(笑)。文中のキーワードを、ご自身の商売に必要なアピール要素に置き換え原稿を作り・・どうぞうづき屋にホームページ制作を、ご依頼下さいませ(笑)
※case-by-case:原則にとらわれず、一件ごとの事情に応じ、問題を処理すること。

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