格安ホームページ制作

62. エジソンの場合
※本作品はあくまでホームページ制作に関したフィクションであり、文中のエピソード・セリフその他は、ほぼ全てが作者の創作です。尚、Wikipediaその他の資料を大いに参考にさせて頂いております、ペコリ。

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トーマス・アルバ・エジソンさん、8歳。
いままさに、アタマを抱えておるのです。
「う〜ん…こまった。粘土がない。「1+1=2」という既成概念を押し付ける教師に、対抗できん!このまま洗脳されてしまったら、俗物まっしぐらだ!→注
「がんばるのよ、アル!公的抑圧に負けちゃダメ!」
横で励ますのは、理解者である母君です。
そう、昔から偉大なる天才というのは、 親族がかばってやらなきゃいけない時期があるのです。

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一気に緊迫する場の空気。ついに母君が言いました。
「アル、ホームページ制作をおやり!ミシガン州では、もはやお前の疑問を説明するための粘土を入手できません。…そう、いまやタウンページより大きな媒体であるインターネットで、自己の窮状を強烈にアッピールするのよ!」
「うーむ、なるほど。ホームページ制作か!それはいいかもしれません!」
エジソンも声をうわずらせます。藁にもすがる思いの、発明王でした。

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さっそくホームページビルダーと『ホームページ制作1週間!』系の本を買いこみ、家電いじりもそっちのけで必死にとりくむも、なかなか作業はすすみません。まずタイトル文作成の時点で、けつまづいてしまうエジソンなのです。
“初めまして、エジソンです。俗にまみれた教師を導くための粘土に、難儀しております。地元の粘土は徴収し尽くしました。粘土をたくさんお持ちの方々、ご連絡お待ち致します。”

「う〜ん…ちょっとカタいかな…。」
一応書いてはみたものの、そこはかとなく不安になり考え込むエジソン。そう、昔から偉大なる天才というのは、いつも考えゴトしてるモンなのです。

“こんにちは、エジソンだよ。べつに変わりモンじゃないよ!粘土を持ってきてくれないか?教師を啓蒙し、衝撃の天才デビューをかざるのさ!よろしく!”

「くだけすぎだ。どうもうまくいかん…。」
↓エジソン:独白
う〜ん…マトモに自分でホームページ制作するのは、どうやらムリのようだ。なんかもうやりたくない…かったるい。あきらめるなら早いほうがいい。ムダな努力は、少ないほうがベターだから。

線香花火よりかんたんに挫折してしまう、発明王でした。

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「あ、ども…エジソンともうします。格安でホームページ制作をお願いしたいのですが…。」

「はい、ありがとうございます!うづき屋です。
ではエジソン様、いったいどのようなご業種でいらっしゃいますか?」

「えー、ひとことでいうと、未来の発明王です。んで、自己の疑問正当化に使う粘土を集めたいのです。」

「未来の発明王ですか、なるほど…。では、ご自身、いま一番アピールしたいポイントなど、まとめてらっしゃったらお聞かせ願えますか?」

「はい…いいですか?“こんにちは、エジソンだよ。べつに変わりモンじゃないよ!粘土を持ってきてくれないか?〜。”ってかんじです。どうですかね?」
不安げに評価を待つエジソン。

「う〜ん…まずお聞きしますが、粘土を集める為には、どういった単語による検索で、上位にランクされるのが理想的ですか?
自分の希望を、どういった人達に、どのように訴えたいですか?
はい、じゃあまずどのような業種の人達に?」

「う〜ん…やっぱしおばあさんが趣味でやってる、儲け度外視の文具屋さんかな?モノ珍しさに、商品もって駆け参じてくれるんじゃないか?」

「はい、するとまず“儲け度外視の文具屋”“粘土”この2語が不可欠ですね。そして提供してくれる文具屋さんの店舗エリアは、どのへんで区切ります?」

「へ?エリア?」

「つまりですね、あんまり遠くの文具屋さんじゃ訴求しても意味がないので、実際のところ。えーまず、やっぱ文具といえば東京じゃ大森ですか?あとは文京区とか、あのへんまでエリアを広げますか?浦安商店街とか、あっちはちょっと遠いですよね、やっぱり?」

「う〜ん…そうだな、まぁ…それでお願いします。」

「はい。そうしますと、だいたいのタイトル文と紹介文は…たとえばこんな感じになります。」

タイトル文
“大森界隈の、ヒマな文具屋さんへ:エジソンが粘土を所望です。”

紹介文
“至急かけつけ、粘土をカンパしてくれませんか?天才ですので、身元は確かです。可塑性にすぐれ、手が汚れないモルタル粘土がベストです!文京区界隈の貴店も、ぜひご提供ください!”

「まぁちょっとくどいですけど、必要なファクターはこれにてOKだとおもわれます。タイトル文と紹介文のなかにキーワードを散りばめつつも、けっして文意は損なわず、コレがコツです。あとは実際のホームページ中にも上記の単語をバランスよく散らし、とりえあず格安に4ページのモノをつくりましょう。」

「えー、4ページというと?」

「はい。まずTOPまたはHOME、ご挨拶ですね。それから天才としての自己紹介・経歴…まぁプロフィールです、これで2ページ。」

「フムフム、かたちになってきましたね…。」

「つぎに御礼概要…つまりどのようなお礼を、粘土を提供してくれた店主に与えうるのか?あ、コース分けはどうです?
たとえば『ご優待!世界最初の蓄音機に人差し指でチョン!できるコース』、または『太っ腹!電球1ダース詰め合わせ贈呈コース』とか?あとはご連絡先、つまりお問合せ用のメールアドレスです。できれば固定電話の番号も、キチンと全ページ公開しましょう。ニッコリわらった本人の顔写真などあれば、やはり効果大ですよ。」

「オオッ!なんとかホームページの呈をなしますね!」

「はい!くわえて、現在の窮状をご自身が更新する日記ブログを追加すれば、読む人の親近感はさらにアップ!
〜エジソンの最新発明日記 “1%のひらめきがなければ、99%の努力は無駄である”
というのはどうでしょう!」

「うーむ…さっそく制作しましょう!」

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こうしてホームページ制作にふみきったエジソン。おどろくなかれ、1週間もすると手元に粘土がわんさかさ。きょうも先生を困らせつつ、モニターのぞいては検索エンジン&アクセス解析を交互にチェックし、ほくそえむのでした。

さぁ皆さんもホームページを格安で制作して、事業をガンガン宣伝いたしましょう。うづき屋は、いつでもお手伝いをいたします。

めでたしめでたし。

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※あえて歴史上の人物をネタにしてみました。実際に 現存する業種 を具体的に書き込むと、さしさわりがあるモノで(笑)。文中のキーワードを、ご自身の商売に必要なアピール要素に置き換え原稿を作り…どうぞうづき屋にホームページ制作を、ご依頼下さいませ(笑)
※case-by-case:原則にとらわれず、一件ごとの事情に応じ、問題を処理すること。

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