格安ホームページ制作

52. ニュートンの場合
※本作品はあくまでホームページ制作に関したフィクションであり、文中のエピソード・セリフその他は、ほぼ全てが作者の創作です。尚、Wikipediaその他の資料を大いに参考にさせて頂いております、ペコリ。

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ニュートンさん、32歳。
いままさに、アタマをかきむしっておるのです。
「う〜ん…こまった。りんごが地べたに落ちん!万有引力を発見できん!」
「まったくだわ!可哀想なニュートン様!」
横で慰めるのは、生涯の恋人、ミス・ストーリーです。
そう、昔から偉大な学者というのは、 女性にモテるのです。

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緊迫した晩餐の席。ミス・ストーリーが言いました。
「ニュートン様、ホームページ制作をおやりになったら?もっともっとたくさんのりんごが落ちるさまを見なくては、万有引力は発見できませぬ。…そう、いまやタウンページより大きな媒体であるインターネットで、自己の窮状を強烈にアッピールされては!」
「うーむ、なるほど。ホームページ制作か!それはいいかもしれん!」
ニュートンも声をうわずらせます。藁にもすがる思いの近代物理学祖でした。

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さっそくホームページビルダーと『ホームページ制作1週間!』系の本を買いこみ、微積分の研究もそっちのけで必死にとりくむも、なかなか作業はすすみません。まずタイトル文作成の時点で、けつまづいてしまうニュートンなのです。
“初めまして、ニュートンです。実がガンガン落ちるりんごの木に難儀しております。一個や二個実が落ちたって、万有引力は発見できません。お庭に植樹されている方々、ご連絡お待ち致します。”

「う〜ん…ちょっとカタいかな…。」
一応書いてはみたものの、そこはかとなく不安になり考え込むニュートン。そう、昔から偉大な学者というのは、完全主義者が多いのです。

“こんにちは、ニュートンだよ。実がいっぱい落ちるりんごの木はありませんか?別に甘くなくても、また小粒でもかまいません!りんごをかじると、歯茎から血がでませんか?!よろしくっ!”

「くだけすぎだ。どうもうまくいかん…。」
↓ニュートン:独白
う〜ん…マトモに自分でホームページ制作するのは、どうやらムリのようだ。なんかもうやりたくない…かったるい。あきらめるなら早いほうがいい。ムダな努力は、少ないほうがベターだから。

線香花火よりかんたんに挫折してしまう、近代物理学の祖でした。

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「あ、ども…ニュートンともうします。格安でホームページ制作をお願いしたいのですが…。」

「はい、ありがとうございます!うづき屋です。
ではニュートン様、いったいどのようなご業種でいらっしゃいますか?」

「えー、ひとことでいうと、悩める物理学者です。んで、自己の発見にストーリー性を付加するため、りんごの木を集めたいのです。」

「悩める物理学者ですか、なるほど…。では、ご自身いま一番アピールしたいポイントなど、まとめてらっしゃったらお聞かせ願えますか?」

「はい…いいですか?“こんにちは、ニュートンだよ。実がいっぱい落ちるりんごの木はありませんか?〜。”ってかんじです。どんなモンですかね?」
不安げに評価を待つニュートン。

「う〜ん…まずお聞きしますが、りんごの木を集める為には、どういった単語による検索で、上位にランクされるのが理想的ですか?
自分の希望を、どういった人達に、どのように訴えたいですか?
はい、じゃあまずどのような業種人たちに?」

「う〜ん…やっぱしりんご狩果樹園の経営者かな?収穫しやすい、実がもげやすいりんごを品種改良で作り出してるハズだ。」

「はい、するとまず“りんご狩果樹園の経営者”“りんごの木”この2語が不可欠ですね。そしてりんごの木もってきてくれる経営者の居住エリアは、どのへんで区切ります?」

「へ?エリア?」

「つまりですね、あんまり遠くの果樹園経営者に訴求しても意味がないので、実際のところ。えーまず、「ふじ」りんごの長野ですね?あとは「王林」の福島とか、あのへんまでエリアを広げますか?青森とか、あっちはちょっと遠いですよね、やっぱり?」

「う〜ん…そうだな、まぁ…それでお願いします。」

「はい。そうしますと、だいたいのタイトル文と紹介文は…たとえばこんな感じになります。」

タイトル文
“長野界隈の、実がドンドン落ちるりんごの木をいっぱいお持ちの果樹園経営者さんへ:ニュートンがりんごの木を所望です。”

紹介文
“至急かけつけ、りんごの木を庭に植えてくれませんか?袋をかける有袋栽培では、紙のシワにかかる空気抵抗を加算せねばならないので、アウトです。あくまで、ツルツルのりんごが引力に引かれ地べたに落ちるナチュラルな光景を希望します。福島在住のあなたにも所望いたします。”

「まぁちょっとくどいですけど、必要なファクターはこれにてOKだとおもわれます。タイトル文と紹介文のなかにキーワードを散りばめつつも、けっして文意は損なわず、コレがコツです。あとは実際のホームページ中にも上記の単語をバランスよく散らし、とりえあず格安に4ページのモノをつくりましょう。」

「えー、4ページというと?」

「はい。まずTOPまたはHOME、ご挨拶ですね。それから物理学者としての自己紹介・経歴…まぁプロフィールです、これで2ページ。」

「フムフム、かたちになってきましたね…。」

「つぎに御礼概要…つまりどのようなお礼を、りんごの木持ってきてくれた人に提供しうるのか?あ、コース分けはどうです?
たとえば『特別!ケンブリッジ大ルーカス数学講座記念聴講コース』、または『超特別!実践錬金術伝授コース』とか?あとはご連絡先、つまりお問合せ用のメールアドレスです。できれば固定電話の番号も、キチンと全ページ公開しましょう。ニッコリわらった本人の顔写真などあれば、やはり効果大ですよ。」

「オオッ!なんとかホームページの呈をなしますね!」

「はい!くわえて、現在の窮状をご自身が更新する日記ブログを追加すれば、読む人の親近感はさらにアップ!
〜ニュートンの最新発見日記 “りんごかわいやかわいやりんご!”
というのはどうでしょう!」

「うーむ…さっそく制作しましょう!」

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こうしてホームページ制作にふみきったニュートン。おどろくなかれ、2週間もするとお庭にりんごの木がわんさかさ。次々と地べたに落下しまくるりんごをながめつつ、ひとりモニターをのぞいては検索エンジン&アクセス解析を、交互にチェックしほくそえむ毎日なのです。

さぁ皆さんもホームページを格安で制作して、事業をガンガン宣伝いたしましょう。うづき屋は、いつでもお手伝いをいたします。

めでたしめでたし。

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※あえて歴史上の人物をネタにしてみました。実際に 現存する業種 を具体的に書き込むと、さしさわりがあるモノで(笑)。文中のキーワードを、ご自身の商売に必要なアピール要素に置き換え原稿を作り…どうぞうづき屋にホームページ制作を、ご依頼下さいませ(笑)
※case-by-case:原則にとらわれず、一件ごとの事情に応じ、問題を処理すること。

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