格安ホームページ制作

4. サンタクロースの場合
※本作品はあくまでホームページ制作に関したフィクションであり、文中のエピソード・セリフその他は、ほぼ全てが作者の創作です。尚、Wikipediaその他の資料を大いに参考にさせて頂いております、ペコリ。

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サンタクロースさん、10万と23歳。
いままさに、アタマをかきむしっておるのです。
「う〜ん…こまった。トナカイが集まらん。ソリが使えん。世界中の子供達にプレゼントを配れん!」
「何がプレゼントよ!道楽やめて、日雇い仕事でもなんでもしなさいよ!」
火のような怒声を脇から浴びせるのは、悪妻の雪女です。
そう、昔から偉大なボランティアンというのは、 自分の生活など度外視しちゃう人が多いのです。

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針のむしろのような夕飯の席。雪女が言いました。
「あんた、ホームページ制作でもやったら?南極にいる友達のクチコミだけじゃ、イキのいいトナカイは集まらないわ。…そう、いまやタウンページより大きな媒体であるインターネットで、自己の福祉活動を強烈にアッピールしちゃうのよ!」
「うーん、なるほど。ホームページ制作か!そいつはいいかもしれん!」
サンタクロースも声をうわずらせます。藁にもすがる思いのクリスマスのアイドルでした。

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さっそくホームページビルダーと『ホームページ制作一週間!』系の本を買いこみ、ソリの手入れなどそっちのけで必死にとりくむも、なかなか作業はすすみません。まずタイトル文作成の時点で、けつまづいてしまうサンタクロースなのです。
“初めまして、サンタクロースです。地球上を縦横に駆け回りませんか?プレゼントを配送しつつ、世界中を旅行いたしましょう。有閑のトナカイ様、ご連絡お待ち致します。”

「う〜ん…ちょっとカタいかな…。」
一応書いてはみたものの、そこはかとなく不安になり考え込むサンタクロース。そう、昔から偉大なボランティアンというのは、ひたすら 大義名分にこだわる人が多いのです。

“こんにちは、サンタクロースです。世界をまたにかけませんか?プレゼントをバラまきがてら、いろんなトコいっちゃいましょう。おヒマなトナカイさんよっといで。とっても楽しいよ!”

「くだけすぎだ。どうもうまくいかん…。」
↓サンタクロース:独白
う〜ん…マトモに自分でホームページ制作するのは、どうやらムリのようだ。なんかもうやりたくない…かったるい。あきらめるなら早いほうがいい。ムダな努力は、少ないほうがベターだから。

線香花火よりかんたんに挫折してしまう、クリスマスのアイドルでした。

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「あ、ども…サンタクロースともうします。格安でホームページ制作をお願いしたいのですが…。」

「はい、ありがとうございます!うづき屋です。
ではサンタクロース様、いったいどのようなご業種でいらっしゃいますか?」

「えー、ひとことでいうと、物品配送です。あ、同時に夢も配ります。んで、トナカイを集めたいのです。」

「配送ですか、なるほど…ま、聞くまでもないコトでしたね。では、ご自身で一番アピールしたいポイントなど、まとめてらっしゃったらお聞かせ願えますか?」

「はい…いいですか?“こんにちは、サンタクロースです。世界をまたにかけませんか〜。”ってかんじです。どうですかね?」
不安げに評価を待つサンタクロース。

「う〜ん…まずお聞きしますが、トナカイさんを集める為には、どういった単語による検索で、上位にランクされるのが理想的ですか?
自分のコンセプトを、どういったトナカイさん達に、どのように訴えたいですか?
はい、じゃあまずどのくらいの年齢のトナカイに?」

「う〜ん…やっぱし生後2〜3年かな?かれらは年寄りとちがって元気よくソリ引きしそうだから…あ、できれば身体のじょうぶなオスのほうがいいです。」

「はい、するとまず“若トナカイ”“オス”この2語が不可欠ですね。そして募集するトナカイさんの居住エリアは、どのへんで区切ります?」

「へ?エリア?」

「つまりですね、とても出かけて来れないような遠くにいるトナカイに訴求しても意味がないので、実際のところ。えーまず、ご自身お住まいになる南極ですね?あとは ニュージーランドとか、あのへんまでエリアを広げますか?オーストラリア南端とか、あっちはちょっと遠いですよね、やっぱり?」

「う〜ん…そうだな、まぁ…それでお願いします。」

「はい。そうしますと、だいたいのタイトル文と紹介文は…たとえばこんな感じになります。」

タイトル文
“ソリ引きをしてみませんか?南極・ニュージーランドあたりにお住まいの若いオストナカイさんへ:サンタクロースです。”

紹介文
“25日昼にいったん南極本部に集合し、そこから各地にむけ出発します。衣装を先に郵送し、現地合流もOK。体力に自信さえあれば、メスのトナカイさんも歓迎!お気軽に お問合せください。お電話24時間受付!”

「まぁちょっとくどいですけど、必要なファクターはこれにてOKだとおもわれます。タイトル文と紹介文のなかにキーワードを散りばめつつも、けっして文意は損なわず、コレがコツです。あとは実際のホームページ中にも上記の単語をバランスよく散らし、とりえあず格安に4ページのモノをつくりましょう。」

「えー、4ページというと?」

「はい。まずTOPまたはHOME、ご挨拶ですね。それからサンタさんとしての自己紹介・経歴…まぁプロフィールです、これで2ページ。」

「フムフム、かたちになってきましたね…。」

「つぎに活動概要…つまりどの辺りの地域を、どんなルートでにどのように効率的に廻るのか?あ、コース分けはどうです?
たとえばユーラシアコースと南米コース、または『短期1〜2時間!地域限定お手伝いコース』、『一昼夜ビッチリ!南半球パーフェクトカバーコース』とか?あとはご連絡先、つまりお問合せ用のメールアドレスです。できれば固定電話の番号も、キチンと全ページ公開しましょう。ニッコリわらった本人の顔写真などあれば、やはり効果大ですよ。」

「オオッ!なんとかホームページの呈をなしますね!」

「はい!くわえて、毎日の情報をご自身が更新する日記ブログを追加すれば、読むトナカイさんの親近感はさらにアップ!
〜サンタクロースの最新宅配日記“今日も、靴下につめ込んできたよ!”
というのはどうでしょう!」

「うーむ…さっそく制作しましょう!」

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こうしてホームページ制作にふみきったサンタクロース。おどろくなかれ、半月もするとトナカイさんがわんさかさ。きょうもクリスマスにむけトナカイたちとの打ち合わせがおわり、ひとりモニターをのぞいては検索エンジン&アクセス解析を、交互にチェックしほくそえむ毎日なのです。

さぁ皆さんもホームページを格安で制作して、事業をガンガン宣伝いたしましょう。うづき屋は、いつでもお手伝いをいたします。

めでたしめでたし。

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※あえて歴史上の人物をネタにしてみました。実際に 現存する業種 を具体的に書き込むと、さしさわりがあるモノで(笑)。文中のキーワードを、ご自身の商売に必要なアピール要素に置き換え原稿を作り…どうぞうづき屋にホームページ制作を、ご依頼下さいませ(笑)
※case-by-case:原則にとらわれず、一件ごとの事情に応じ、問題を処理すること。

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