格安ホームページ制作

33. ロダンの考える人の場合
※本作品はあくまでホームページ制作に関したフィクションであり、文中のエピソード・セリフその他は、ほぼ全てが作者の創作です。尚、Wikipediaその他の資料を大いに参考にさせて頂いております、ペコリ。

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ロダンの考える人さん、121歳。
いままさに、悩んでおるのです。
「う〜む・・こまった。膝が痛い。アゴの重さがかかった肘を、100年以上のっけてるからだ。脇息が欲しい!→注
「たしかにそうだ。造るとき、そこまで考えなかった。」
傍で客観的に同意するのは、作者のオーギュスト・ロダンです。
そう、昔から偉大なる美術品というのは、月日がたつと様々な事象が発生するのです。

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みけんにシワよせ堪える日々。見かねたロダンがつい言いました。
「おい、ホームページ制作でもやったらどうだ?参観者から集める脇息だけでは、肘を支えきれまい・・そう、いまやタウンページより大きな媒体であるインターネットで、自己の窮状を強烈にアッピールするのだ!」
「うーむ、なるほど。ホームページ制作か!それはいいかもしれん!」
考える人も声をうわずらせます。藁にもすがる思いの、詩想を練る詩人でした。

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さっそくホームページビルダーと『ホームページ制作1週間!』系の本を買いこみ、地獄を覗き込む苦悩もそっちのけで必死にとりくむも、なかなか作業はすすみません。まずタイトル文作成の時点で、けつまづいてしまう考える人なのです。
“はじめまして、ロダンの考える人です。世界各地に複製がありますが、本家本元のパリの「考える人」です。このまま放置すると、膝(正確にはももの上部)が痛くてたまりません。脇息ならなんでも大歓迎、至急ご提供いただけませんか?”

「う〜ん・・ちょっとカタいかな・・。」
一応書いてはみたものの、そこはかとなく不安になり考え込む考える人。そう、昔から偉大なる美術品というのは、とってもデリケートなのです。

“こんにちは、考える人だよ。困った困った、脇息がなくて膝に激痛がはしるのさ!このままでは血行にも良くありません。みんなで脇息をもってきてくれないか?m(__)m”

「くだけすぎだ。どうもうまくいかん・・。」
↓考える人:独白
う〜ん・・マトモに自分でホームページ制作するのは、どうやらムリのようだ。なんかもうやりたくない・・かったるい。あきらめるなら早いほうがいい。ムダな努力は、少ないほうがベターだから。

線香花火よりかんたんに挫折してしまう、詩想を練る詩人でした。

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「あ、ども・・考える人ともうします。格安でホームページ制作をお願いしたいのですが・・。」

「はい、ありがとうございます!うづき屋です。
では考える人様、いったいどのようなご業種でいらっしゃいますか?」

「えー、ひとことでいうと、ブロンズ像です。んで、肘をつくための脇息を集めたいのです。」

「ブロンズ像ですか、う〜ん、なるほど・・。では、ご自身でいま一番アピールしたいポイントなど、まとめてらっしゃったらお聞かせ願えますか?」

「はい・・いいですか?“こんにちは、考える人だよ。困った困った、脇息がなくて膝に激痛がはしるのさ!〜。”ってかんじです。どうですかね?」
不安げに評価を待つ考える人。

「う〜ん・・まずお聞きしますが、脇息を集める為には、どういった単語による検索で、上位にランクされるのが理想的ですか?
自分の望みを、どういった人達に、どのように訴えたいですか?
はい、じゃあまずどのような業種の人に?」

「う〜ん・・やっぱし時代劇に出てくる悪代官かな?いっつも扇子持って肘ついてるから、2、3個もって駆け参じてくれるんじゃないか?」

「はい、するとまず“悪代官”“脇息”この2語が不可欠ですね。そして呼びかける悪代官の居住エリアは、どのへんで区切ります?」

「へ?エリア?」

「つまりですね、とても来れないような遠くにいる悪代官に訴求しても意味がないので、実際のところ。えーまず、ご自身お住まいになるパリですね?あとは東映撮影所とか、あのへんまでエリアを広げますか?松竹とか、あっちはちょっと遠いですよね、やっぱり?」

「う〜ん・・そうだな、まぁ・・それでお願いします。」

「はい。そうしますと、だいたいのタイトル文と紹介文は・・たとえばこんな感じになります。」

タイトル文
“パリ界隈にお住まいの、脇息の在庫がいっぱいある悪代官様へ:考える人です。”

紹介文
“パリに至急かけつけ、脇息を提供してくれませんか?平板に四本脚を付けたオーソドックスなものが一番!近代彫刻のメンツがかかっております。東映撮影所の、ワーカホリックな大道具さんも大歓迎!あなたの脇息が考える人を救う!”

「まぁちょっとくどいですけど、必要なファクターはこれにてOKだとおもわれます。タイトル文と紹介文のなかにキーワードを散りばめつつも、けっして文意は損なわず、コレがコツです。あとは実際のホームページ中にも上記の単語をバランスよく散らし、とりえあず格安に4ページのモノをつくりましょう。」

「えー、4ページというと?」

「はい。まずTOPまたはHOME、ご挨拶ですね。それからブロンズ像としての自己紹介・経歴・・まぁプロフィールです、これで2ページ。」

「フムフム、かたちになってきましたね・・。」

「つぎに御礼概要・・つまりどのようなお礼を、脇息の提供者に与えうるのか?あ、コース分けはどうです?
たとえばえ〜と・・『ロダン美術館無料参観コース』とか、『ご一緒に地獄を覗いて悩もうコース』とか?あとはご連絡先、つまりお問合せ用のメールアドレスです。できれば固定電話の番号も、キチンと全ページ公開しましょう。ニッコリわらった本人の顔写真などあれば、やはり効果大ですよ。」

「オオッ!なんとかホームページの呈をなしますね!」

「はい!くわえて、現在の切羽詰った状況をご自身が実況する日記ブログを追加すれば、読む人の親近感はさらにアップ!
〜考える人の最新日報“パリに残した、若い方の妻に逢いたい!”
というのはどうでしょう!」

「うーむ・・さっそく制作しましょう!」

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こうしてホームページ制作にふみきった考える人。おどろくなかれ、2週間もすると手元に脇息がわんさかさ。今日も、ゆったり肘ついて横になりつつ、ひとりモニターをのぞいては検索エンジン&アクセス解析を、交互にチェックしほくそえむのです。

さぁ皆さんもホームページを格安で制作して、事業をガンガン宣伝いたしましょう。うづき屋は、いつでもお手伝いをいたします。

めでたしめでたし。

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※あえて歴史上の人物をネタにしてみました。実際に 現存する業種 を具体的に書き込むと、さしさわりがあるモノで(笑)。文中のキーワードを、ご自身の商売に必要なアピール要素に置き換え原稿を作り…どうぞうづき屋にホームページ制作を、ご依頼下さいませ(笑)
※case-by-case:原則にとらわれず、一件ごとの事情に応じ、問題を処理すること。

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