格安ホームページ制作

227. チェッシーの場合
※本作品はあくまでホームページ制作に関したフィクションであり、文中のエピソード・セリフその他は、ほぼ全てが作者の創作です。尚、Wikipediaその他の資料を大いに参考にさせて頂いております、ペコリ。

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●チェサピーク湾で頻繁に目撃される怪物チェッシーは、サッカーボールのような頭部を持つ…らしい。→注

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チェッシーさん、1357歳。
いままさに、アタマをかかえておるのです。
「う〜ん…こまった。ノーシンがない!みんなに蹴られまくりなんで、頭痛がひどいー!」
「もっともだ!これはゆゆしき事態だ!」
横で同意するのは、父のチェッシーシニアです。
そう、昔から伝説の怪物というのは、おもいの他頭蓋骨がデリケートなのです。

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一気に緊迫する場の空気。ついにチェッシーシニアが言いました。
「息子よ、ホームページ制作をやれ!チェサピーク湾に、アラクスはない。…そう、いまやタウンページより大きな媒体であるインターネットで、自己の窮状を強烈にアッピールするのだ!」
「うーむ、なるほど。ホームページ制作!それはいいかもしれません!」
チェッシーも声をうわずらせます。藁にもすがる思いの、「大海蛇」でした。

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さっそくホームページビルダーと『ホームページ制作1週間!』系の本を買いこみ、航海中の船を襲うのもそっちのけで必死にとりくむも、なかなか作業はすすみません。まずタイトル文作成の時点で、けつまづいてしまうチェッシーなのです。
“初めまして、チェッシーです。ノーシンに難儀しております。チェサピーク湾にアラクスはありません。ノーシンをお持ちの方、ご連絡お待ち致します。”

「う〜ん…ちょっとカタいかな…。」
一応書いてはみたものの、そこはかとなく不安になり考え込むチェッシー。そう、昔から伝説の怪物といえど、コメカミがズキズキすれば弱気にもなるのです。

“こんにちは、チェッシーだよ。べつに人にいえない悩みがあるワケじゃないよ。ノーシンを持ってきてくれないか?アタマかかえてしかめっ面だと、人間どもになめられるのさ!”

「くだけすぎだ。どうもうまくいかん…。」
↓チェッシー:独白
う〜ん…マトモに自分でホームページ制作するのは、どうやらムリのようだ。なんかもうやりたくない…かったるい。あきらめるなら早いほうがいい。ムダな努力は、少ないほうがベターだから。

線香花火よりかんたんに挫折してしまう、「大海蛇」でした。

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「あ、ども…チェッシーともうします。格安でホームページ制作をお願いしたいのですが…。」

「はい、ありがとうございます!うづき屋です。
ではチェッシー様、いったいどのようなご業種でいらっしゃいますか?」

「えー、ひとことでいうと、未確認海生物です。んで、頭痛を緩和する為、ノーシンを手にいれたいのです。」

「未確認海生物ですか、なるほど…。ではご自身、いま一番アピールしたいポイントなど、まとめてらっしゃったらお聞かせ願えますか?」

「はい…いいですか?“こんにちは、チェッシーだよ。べつに人にいえない悩みがあるワケじゃないよ〜”ってかんじです。どうですかね?」
不安げに評価を待つチェッシー。

「う〜ん…まずお聞きしますが、ノーシンを集める為には、どういった単語による検索で、上位にランクされるのが理想的ですか?
自分の希望を、どういった人達に、どのように訴えたいですか?
はい、じゃあまずどのような業種の人達に?」

「う〜ん…やっぱし、能無し部下に振り回される中間管理職さんかな?一日10回は血管が切れそうになるから、ノーシンは必需品だろう?」

「はい、するとまず“能無し部下に振り回される中間管理職”“ノーシン”この2語が不可欠ですね。そして提供してくれる中間管理職の激怒エリアは、どのへんで区切ります?」

「へ?エリア?」

「つまりですね、あんまり遠くで激怒してる中間管理職さんじゃ訴求しても意味がないので、実際のところ。えーまず、老舗会社が多い神田ですね?あとは西新橋とか、あのへんまでエリアを広げますか?飯田橋とか、あっちはちょっと遠いですよね、やっぱり?」

「う〜ん…そうだな、まぁ…それでお願いします。」

「はい。そうしますと、だいたいのタイトル文と紹介文は…たとえばこんな感じになります。」

タイトル文
“神田界隈で、毎日能無し部下に振り回される中間管理職さんへ:チェッシーがノーシンを所望です。”

紹介文
“至急駆けつけ、ノーシンを提供してくれませんか?細長く巨大なので、とりあえず身元はたしかです。8包入り:399円で十分!西新橋でストレス溜めてる貴方も、ぜひご協力ください!”

「まぁちょっとくどいですけど、必要なファクターはこれにてOKだとおもわれます。タイトル文と紹介文のなかにキーワードを散りばめつつも、けっして文意は損なわず、コレが大事です。あとは実際のホームページ中にも上記の単語をバランスよく散らし、とりえあず格安に4ページのモノをつくりましょう。」

「えー、4ページというと?」

「はい。まずTOPまたはHOME、ご挨拶ですね。それから怪物としての自己紹介・経歴…まぁプロフィールです、これで2ページ。」

「フムフム、かたちになってきましたね…。」

「つぎに御礼概要…つまりどのようなお礼を、ノーシンを提供してくれた中間管理職に与えうるのか?あ、コース分けはどうです?
たとえば『もっとデキのいい部下斡旋コース』、または『能無し部下を波風たてず退職に追い込んだげるコース』とか?あとはご連絡先、つまりお問合せ用のメールアドレスです。できれば固定電話の番号も、キチンと全ページ公開しましょう。ニッコリわらった本人の顔写真などあれば、やはり効果大ですよ。」

「オオッ!なんとかホームページの呈をなしますね!」

「はい!くわえて、現在の窮状をご自身が更新する日記ブログを追加すれば、読む人の親近感はさらにアップ!
〜チェッシーの最新習性日記 “高く首を上げ、潮を吹くっす!”
というのはどうでしょう!」

「うーむ…さっそく制作しましょう!」

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こうしてホームページ制作にふみきったチェッシー。おどろくなかれ、1週間もすると手元にノーシンがわんさかさ。今日もガンガン選手にアタマ蹴られつつ、モニターのぞいては検索エンジン&アクセス解析を交互にチェックし、ほくそえむのです。

さぁ皆さんもホームページを格安で制作して、事業をガンガン宣伝いたしましょう。うづき屋は、いつでもお手伝いをいたします。

めでたしめでたし。

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※あえて歴史上の人物をネタにしてみました。実際に 現存する業種 を具体的に書き込むと、さしさわりがあるモノで(笑)。文中のキーワードを、ご自身の商売に必要なアピール要素に置き換え原稿を作り…どうぞうづき屋にホームページ制作を、ご依頼下さいませ(笑)
※case-by-case:原則にとらわれず、一件ごとの事情に応じ、問題を処理すること。

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