格安ホームページ制作

198. ガブリエル・スーシェの場合
※本作品はあくまでホームページ制作に関したフィクションであり、文中のエピソード・セリフその他は、ほぼ全てが作者の創作です。尚、Wikipediaその他の資料を大いに参考にさせて頂いております、ペコリ。

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●ナポレオン帝政下の元帥ガブリエル・スーシェは世渡りが下手で昇進が遅かった…らしい。→注

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ガブリエル・スーシェさん、39歳。
いままさに、アタマを抱えておるのです。
「う〜ん…こまった。奥田脳神経薬がない!出世が遅いのでストレスがたまるー!」
「もっともだ!これはゆゆしき事態だ!」
横で高らかに叫び上げるのは、皇帝ナポレオン1世です。
そう、昔から偉大な元帥というのは、真正直すぎて融通がきかないケースも多いのです。

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一気に緊迫する場の空気。ついにナポレオンが言いました。
「スーシェ、ホームページ制作をやれ!19世紀初頭のヨーロッパによい奥田脳神経薬はありえん。…そう、いまやタウンページより大きな媒体であるインターネットで、自己の窮状を強烈にアッピールするのだ!」
「うーむ、なるほど。ホームページ制作か!それはいいかもしれません!」
ガブリエル・スーシェも声をうわずらせます。藁にもすがる思いの、スペイン軍団長でした。
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さっそくホームページビルダーと『ホームページ制作1週間!』系の本を買いこみ、サラゴサ再建もそっちのけで必死にとりくむも、なかなか作業はすすみません。まずタイトル文作成の時点で、けつまづいてしまうガブリエル・スーシェなのです。
“初めまして、ガブリエル・スーシェです。奥田脳神経薬に難儀しております。19世紀初頭のヨーロッパに、奥田製薬はありません。奥田脳神経薬をお持ちの方、ご連絡お待ち致します。”

「う〜ん…ちょっとカタいかな…。」
一応書いてはみたものの、そこはかとなく不安になり考え込むガブリエル・スーシェ。そう、昔から偉大な元帥といえども、自律神経が失調すれば弱気にもなるのです。

“こんにちは、ガブリエル・スーシェだよ。べつにパニック症候群じゃないよ!気を落ち着かせる、奥田脳神経薬を持ってきてくれないか?地元スペイン人の心を掴むまで、セットバックは許されないのさ!”

「くだけすぎだ。どうもうまくいかん…。」
↓ガブリエル・スーシェ:独白
う〜ん…マトモに自分でホームページ制作するのは、どうやらムリのようだ。なんかもうやりたくない…かったるい。あきらめるなら早いほうがいい。ムダな努力は、少ないほうがベターだから。

線香花火よりかんたんに挫折してしまう、スペイン軍団長でした。

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「あ、ども…ガブリエル・スーシェともうします。格安でホームページ制作をお願いしたいのですが…。」

「はい、ありがとうございます!うづき屋です。
ではガブリエル・スーシェ様、いったいどのようなご業種でいらっしゃいますか?」

「えー、ひとことでいうと、アラゴンを治めております。んで、ストレスに押しつぶされない為、奥田脳神経薬を集めたいのです。」

「アラゴン軍指揮官ですか、なるほど…。ではご自身、いま一番アピールしたいポイントなど、まとめてらっしゃったらお聞かせ願えますか?」

「はい…いいですか?“こんにちは、ガブリエル・スーシェだよ。べつにパニック症候群じゃないよ!〜。”ってかんじです。どうですかね?」
不安げに評価を待つガブリエル・スーシェ。

「う〜ん…まずお聞きしますが、奥田脳神経薬を集める為には、どういった単語による検索で、上位にランクされるのが理想的ですか?
自分の希望を、どういった人達に、どのように訴えたいですか?
はい、じゃあまずどのような業種の人達に?」

「う〜ん…やっぱし、ニッコリ笑顔を崩せない元ヤンアイドルかな?ストレス溜りまくりだから、奥田脳神経薬は必携だろう?」

「はい、するとまず“ニッコリ笑顔を崩せない元ヤンアイドル”“奥田脳神経薬”この2語が不可欠ですね。そして提供してくれる元ヤンアイドルのつくり笑いエリアは、どのへんで区切ります?」

「へ?エリア?」

「つまりですね、あんまり遠くでストレス溜めてる元ヤンアイドルさんじゃ訴求しても意味がないので、実際のところ。えーまず、フジテレビがあるお台場ですね?あとは東新橋とか、あのへんまでエリアを広げますか?関テレとか、あっちはちょっと遠いですよね、やっぱり?」

「う〜ん…そうだな、まぁ…それでお願いします。」

「はい。そうしますと、だいたいのタイトル文と紹介文は…たとえばこんな感じになります。」

タイトル文
“お台場界隈で、毎日コメカミをヒクヒクいわしてる元ヤンアイドルさんへ:ガブリエル・スーシェが奥田脳神経薬を所望です。”

紹介文
“至急駆けつけ、奥田脳神経薬を提供してくれませんか?性格は地味ですが、身元は確かです。瓶入り錠剤:70錠がベスト!東新橋にて奮闘中の貴方も、ぜひご協力ください!”

「まぁちょっとくどいですけど、必要なファクターはこれにてOKだとおもわれます。タイトル文と紹介文のなかにキーワードを散りばめつつも、けっして文意は損なわず、コレが大事です。あとは実際のホームページ中にも上記の単語をバランスよく散らし、とりえあず格安に4ページのモノをつくりましょう。」

「えー、4ページというと?」

「はい。まずTOPまたはHOME、ご挨拶ですね。それから元帥としての自己紹介・経歴…まぁプロフィールです、これで2ページ。」

「フムフム、かたちになってきましたね…。」

「つぎに御礼概要…つまりどのようなお礼を、奥田脳神経薬を提供してくれた元ヤンアイドルさんに与えうるのか?あ、コース分けはどうです?
たとえば『もっとカミングアウトが許されるプロダクション紹介コース』、または『いずれ独立するトキ干されない為の根回し請負コース』とか?あとはご連絡先、つまりお問合せ用のメールアドレスです。できれば固定電話の番号も、キチンと全ページ公開しましょう。ニッコリわらった本人の顔写真などあれば、やはり効果大ですよ。」

「オオッ!なんとかホームページの呈をなしますね!」

「はい!くわえて、現在の窮状をご自身が更新する日記ブログを追加すれば、読む人の親近感はさらにアップ!
〜ガブリエル・スーシェの評判日記 “スーシェが二人いれば、ナポレオンはスペインを平定し保持できたろう!”
というのはどうでしょう!」

「うーむ…さっそく制作しましょう!」

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こうしてホームページ制作にふみきったガブリエル・スーシェ。おどろくなかれ、1週間もすると手元に奥田脳神経薬がわんさかさ。今日も穏やかに行政かましつつ、モニターのぞいては検索エンジン&アクセス解析を交互にチェックし、ほくそえむのです。

さぁ皆さんもホームページを格安で制作して、事業をガンガン宣伝いたしましょう。うづき屋は、いつでもお手伝いをいたします。

めでたしめでたし。

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※あえて歴史上の人物をネタにしてみました。実際に 現存する業種 を具体的に書き込むと、さしさわりがあるモノで(笑)。文中のキーワードを、ご自身の商売に必要なアピール要素に置き換え原稿を作り…どうぞうづき屋にホームページ制作を、ご依頼下さいませ(笑)
※case-by-case:原則にとらわれず、一件ごとの事情に応じ、問題を処理すること。

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