格安ホームページ制作

194. ルイ=ニコラ・ダヴーの場合
※本作品はあくまでホームページ制作に関したフィクションであり、文中のエピソード・セリフその他は、ほぼ全てが作者の創作です。尚、Wikipediaその他の資料を大いに参考にさせて頂いております、ペコリ。

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●ナポレオン帝政下の元帥、ルイ=ニコラ・ダヴーは極度の近視だった…らしい。→注

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ルイ=ニコラ・ダヴーさん、36歳。
いままさに、アタマを抱えておるのです。
「う〜ん…こまった。眼鏡が割れてしまった!コンタクトレンズがない!軍の指揮をとるのに大変リスキーだー!」
「もっともだ!これはゆゆしき事態だ!」
横で同意するのは、皇帝ナポレオン1世です。
そう、昔から偉大な元帥というのは、一つや二つのリスクは乗り越え華を咲かすのです。

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一気に緊迫する場の空気。ついにナポレオンが言いました。
「ダヴー、ホームページ制作をやれ!19世紀初頭のヨーロッパにコンタクトレンズはありえん。…そう、いまやタウンページより大きな媒体であるインターネットで、自己の窮状を強烈にアッピールするのだ!」
「うーむ、なるほど。ホームページ制作か!それはいいかもしれません!」
ルイ=ニコラ・ダヴーも声をうわずらせます。藁にもすがる思いの、「鋼鉄の元帥」でした。

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さっそくホームページビルダーと『ホームページ制作1週間!』系の本を買いこみ、アウステルリッツの戦いもそっちのけで必死にとりくむも、なかなか作業はすすみません。まずタイトル文作成の時点で、けつまづいてしまうルイ=ニコラ・ダヴーなのです。
“初めまして、ルイ=ニコラ・ダヴーです。コンタクトレンズに難儀しております。19世紀初頭のヨーロッパに、コンタクトレンズなどあるハズありません。コンタクトレンズをお持ちの方、ご連絡お待ち致します。”

「う〜ん…ちょっとカタいかな…。」
一応書いてはみたものの、そこはかとなく不安になり考え込むルイ=ニコラ・ダヴー。そう、昔から偉大な元帥といえども、モノがぼやけて見えれば弱気にもなるのです。

“こんにちは、ルイ=ニコラ・ダヴーだよ。べつに目つきが悪いワケじゃないよ!視力をアップさせる、コンタクトレンズを持ってきてくれないか?フランツ2世とアレクサンドル1世を打ち負かすまで、セットバックは許されないのさ!”

「くだけすぎだ。どうもうまくいかん…。」
↓ルイ=ニコラ・ダヴー:独白
う〜ん…マトモに自分でホームページ制作するのは、どうやらムリのようだ。なんかもうやりたくない…かったるい。あきらめるなら早いほうがいい。ムダな努力は、少ないほうがベターだから。

線香花火よりかんたんに挫折してしまう、「鋼鉄の元帥」でした。

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「あ、ども…ルイ=ニコラ・ダヴーともうします。格安でホームページ制作をお願いしたいのですが…。」

「はい、ありがとうございます!うづき屋です。
ではルイ=ニコラ・ダヴー様、いったいどのようなご業種でいらっしゃいますか?」

「えー、ひとことでいうと、とりあえずアウエルシュタットを治めております。んで、モノをくっきり見る為コンタクトレンズを集めたいのです。」

「アウエルシュタット公ですか、なるほど…。ではご自身、いま一番アピールしたいポイントなど、まとめてらっしゃったらお聞かせ願えますか?」

「はい…いいですか?“こんにちは、ルイ=ニコラ・ダヴーだよ。べつに目つきが悪いワケじゃないよ!〜。”ってかんじです。どうですかね?」
不安げに評価を待つルイ=ニコラ・ダヴー。

「う〜ん…まずお聞きしますが、コンタクトレンズを集める為には、どういった単語による検索で、上位にランクされるのが理想的ですか?
自分の希望を、どういった人達に、どのように訴えたいですか?
はい、じゃあまずどのような業種の人達に?」

「う〜ん…やっぱし、高級キャバクラ勤めの女子大生かな?たいがい勤務中はカラコン入れてるんじゃないか?」

「はい、するとまず“高級キャバクラ勤めの女子大生”“コンタクトレンズ”この2語が不可欠ですね。そして提供してくれる女子大生の勤務エリアは、どのへんで区切ります?」

「へ?エリア?」

「つまりですね、あんまり遠くで作り笑顔振りまいてるキャバ嬢じゃ訴求しても意味がないので、実際のところ。えーまず、歌舞伎町ですね?あとは渋谷センター街とか、あのへんまでエリアを広げますか?新橋とか、あっちはちょっと遠いですよね、やっぱり?」

「う〜ん…そうだな、まぁ…それでお願いします。」

「はい。そうしますと、だいたいのタイトル文と紹介文は…たとえばこんな感じになります。」

タイトル文
“歌舞伎町の高級キャバクラでカラコン入れてお勤め中の女子大生さんへ:ルイ=ニコラ・ダヴーがコンタクトレンズを所望です。”

紹介文
“至急駆けつけ、コンタクトレンズを提供してくれませんか?エックミュール大公でもあるので、身元は確かです。デカ目に見えるスーパーサイズがベスト!渋谷センター街にてお勤め中の貴女も、ぜひご協力ください!”

「まぁちょっとくどいですけど、必要なファクターはこれにてOKだとおもわれます。タイトル文と紹介文のなかにキーワードを散りばめつつも、けっして文意は損なわず、コレが大事です。あとは実際のホームページ中にも上記の単語をバランスよく散らし、とりえあず格安に4ページのモノをつくりましょう。」

「えー、4ページというと?」

「はい。まずTOPまたはHOME、ご挨拶ですね。それから元帥としての自己紹介・経歴…まぁプロフィールです、これで2ページ。」

「フムフム、かたちになってきましたね…。」

「つぎに御礼概要…つまりどのようなお礼を、コンタクトレンズを提供してくれた女子大生に与えうるのか?あ、コース分けはどうです?
たとえば『もっと時給の高いお店ご紹介コース』、または『お店に通い詰めてNo.1ゲットに貢献コース』とか?あとはご連絡先、つまりお問合せ用のメールアドレスです。できれば固定電話の番号も、キチンと全ページ公開しましょう。ニッコリわらった本人の顔写真などあれば、やはり効果大ですよ。」

「オオッ!なんとかホームページの呈をなしますね!」

「はい!くわえて、現在の窮状をご自身が更新する日記ブログを追加すれば、読む人の親近感はさらにアップ!
〜ルイ=ニコラ・ダヴーのプロイセン王国軍撃破日記 “不滅の武勇、確固たる意志、第一級の戦士!”
というのはどうでしょう!」

「うーむ…さっそく制作しましょう!」

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こうしてホームページ制作にふみきったルイ=ニコラ・ダヴー。おどろくなかれ、1週間もすると手元にカラーコンタクトレンズがわんさかさ。今日もデカ目で戦場を睥睨しつつ、モニターのぞいては検索エンジン&アクセス解析を交互にチェックし、ほくそえむのです。

さぁ皆さんもホームページを格安で制作して、事業をガンガン宣伝いたしましょう。うづき屋は、いつでもお手伝いをいたします。

めでたしめでたし。

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※あえて歴史上の人物をネタにしてみました。実際に 現存する業種 を具体的に書き込むと、さしさわりがあるモノで(笑)。文中のキーワードを、ご自身の商売に必要なアピール要素に置き換え原稿を作り…どうぞうづき屋にホームページ制作を、ご依頼下さいませ(笑)
※case-by-case:原則にとらわれず、一件ごとの事情に応じ、問題を処理すること。

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