格安ホームページ制作

193. ジョージ・ワシントンの場合
※本作品はあくまでホームページ制作に関したフィクションであり、文中のエピソード・セリフその他は、ほぼ全てが作者の創作です。尚、Wikipediaその他の資料を大いに参考にさせて頂いております、ペコリ。

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●ジョージ・ワシントンは歯がモロく、大統領に就任するトキすでにわずか1本しか残ってなかった…らしい。→注

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ジョージ・ワシントンさん、57歳。
いままさに、アタマをかかえておるのです。
「う〜ん…こまった。インプラント歯科がない!好物のブラジルナッツがかじれんー!」
「もっともでございます!ゆゆしき事態でございます!」
横で迎合するのは、副大統領のジョン・アダムズです。
そう、昔から偉大な大統領というのは、健康を気遣うヒマもないほど、忙しいのです。

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一気に緊迫する場の空気。ついにジョン・アダムズが言いました。
「大統領、ホームページ制作をやられては!18世紀の新大陸に、インプラント歯科医は絶対おりません。…そう、いまやタウンページより大きな媒体であるインターネットで、自己の窮状を強烈にアッピールされては!」
「うーむ、なるほど。ホームページ制作か!それはいいかもしれん!」
ジョージ・ワシントンも声をうわずらせます。藁にもすがる思いの、アメリカ初代大統領でした。

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さっそくホームページビルダーと『ホームページ制作1週間!』系の本を買いこみウィスキー税反乱を鎮圧するのもそっちのけで必死にとりくむも、なかなか作業はすすみません。まずタイトル文作成の時点で、けつまづいてしまうジョージ・ワシントンなのです。
“初めまして、ジョージ・ワシントンです。インプラント歯科医に難儀しております。歯が無いと威厳を保てません。よいインプラント歯科をご存知の方、ご連絡お待ち致します。”

「う〜ん…ちょっとカタいかな…。」
一応書いてはみたものの、そこはかとなく不安になり考え込むジョージ・ワシントン。そう、昔から偉大な大統領といえど、ハッカケになってしまえば弱気にもなるのです。

“こんにちは、ジョージ・ワシントンだよ。べつにまだそんな爺さんじゃないよ。インプラント歯科を紹介してくれないか?イギリスとの貿易関係を正常化するまで、セットバックは許されないのさ!”

「くだけすぎだ。どうもうまくいかん…。」
↓ジョージ・ワシントン:独白
う〜ん…マトモに自分でホームページ制作するのは、どうやらムリのようだ。なんかもうやりたくない…かったるい。あきらめるなら早いほうがいい。ムダな努力は、少ないほうがベターだから。

線香花火よりかんたんに挫折してしまう、アメリカ初代大統領でした。

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「あ、ども…ジョージ・ワシントンともうします。格安でホームページ制作をお願いしたいのですが…。」

「はい、ありがとうございます!うづき屋です。
ではジョージ・ワシントン様、いったいどのようなご業種でいらっしゃいますか?」

「えー、ひとことでいうと、合衆国建国の英雄です。んで、歯を整える為、インプラント歯科を紹介してほしいのです。」

「合衆国建国の英雄ですか、なるほど…。ではご自身、いま一番アピールしたいポイントなど、まとめてらっしゃったらお聞かせ願えますか?」

「はい…いいですか?“こんにちは、ジョージ・ワシントンだよ。べつにまだそんな爺さんじゃないよ〜”ってかんじです。どうですかね?」
不安げに評価を待つジョージ・ワシントン。

「う〜ん…まずお聞きしますが、よいインプラント歯科を紹介してもらう為には、どういった単語による検索で、上位にランクされるのが理想的ですか?
自分の希望を、どういった人達に、どのように訴えたいですか?
はい、じゃあまずどのような業種の人達に?」

「う〜ん…やっぱし、前歯が欠けてるアイドル予備軍の元ヤン少女かな?デビューにそなえ、インプラントは絶対必要だろう?」

「はい、するとまず“前歯が欠けてるアイドル予備軍の元ヤン少女”“インプラント歯科”この2語が不可欠ですね。そして提供してくれるアイドル予備軍さんのレッスンエリアは、どのへんで区切ります?」

「へ?エリア?」

「つまりですね、あんまり遠くでレッスン受けてるアイドル予備軍さんじゃ訴求しても意味がないので、実際のところ。えーまず、原宿ですね?あとは神宮とか、あのへんまでエリアを広げますか?六本木とか、あっちはちょっと遠いですよね、やっぱり?」

「う〜ん…そうだな、まぁ…それでお願いします。」

「はい。そうしますと、だいたいのタイトル文と紹介文は…たとえばこんな感じになります。」

タイトル文
“原宿のスタジオでデビューにむけ猛レッスン中の、元ヤンアイドル予備軍少女さんへ:ジョージ・ワシントンがインプラント歯科を探しています。”

紹介文
“至急駆けつけ、インプラント歯科を紹介してくれませんか?マウントヴァーノンに農園をもっているので、身元はたしかです。チタン製:ルートフォームのインプラントがベスト!神宮界隈で特訓中の貴方も、ぜひご協力ください!”

「まぁちょっとくどいですけど、必要なファクターはこれにてOKだとおもわれます。タイトル文と紹介文のなかにキーワードを散りばめつつも、けっして文意は損なわず、コレが大事です。あとは実際のホームページ中にも上記の単語をバランスよく散らし、とりえあず格安に4ページのモノをつくりましょう。」

「えー、4ページというと?」

「はい。まずTOPまたはHOME、ご挨拶ですね。それから大統領としての自己紹介・経歴…まぁプロフィールです、これで2ページ。」

「フムフム、かたちになってきましたね…。」

「つぎに御礼概要…つまりどのようなお礼を、インプラント歯科を紹介してくれた元ヤン少女に与えうるのか?あ、コース分けはどうです?
たとえば『マドンナの孫娘として売り出したげるコース』、または『マライアの娘として売り出したげるコース』とか?あとはご連絡先、つまりお問合せ用のメールアドレスです。できれば固定電話の番号も、キチンと全ページ公開しましょう。ニッコリわらった本人の顔写真などあれば、やはり効果大ですよ。」

「オオッ!なんとかホームページの呈をなしますね!」

「はい!くわえて、現在の窮状をご自身が更新する日記ブログを追加すれば、読む人の親近感はさらにアップ!
〜ジョージ・ワシントンの最新桜の木伐採日記 “正直に告白したら、誉められました!”
というのはどうでしょう!」

「うーむ…さっそく制作しましょう!」

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こうしてホームページ制作にふみきったジョージ・ワシントン。おどろくなかれ、1週間もするとインプラント歯科医がわんさかさ。今日も歯茎に人口骨埋め込まれつつ、モニターのぞいては検索エンジン&アクセス解析を交互にチェックし、ほくそえむのです。

さぁ皆さんもホームページを格安で制作して、事業をガンガン宣伝いたしましょう。うづき屋は、いつでもお手伝いをいたします。

めでたしめでたし。

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※あえて歴史上の人物をネタにしてみました。実際に 現存する業種 を具体的に書き込むと、さしさわりがあるモノで(笑)。文中のキーワードを、ご自身の商売に必要なアピール要素に置き換え原稿を作り…どうぞうづき屋にホームページ制作を、ご依頼下さいませ(笑)
※case-by-case:原則にとらわれず、一件ごとの事情に応じ、問題を処理すること。

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