格安ホームページ制作

183. 徳川家康の場合2
※本作品はあくまでホームページ制作に関したフィクションであり、文中のエピソード・セリフその他は、ほぼ全てが作者の創作です。尚、Wikipediaその他の資料を大いに参考にさせて頂いております、ペコリ。

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●徳川家康は率直な物言いをする家臣を好み、トキにつかみ合い・殴り合いの喧嘩になったコトもある…らしい。→注

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徳川家康さん、67歳。
いままさに、アタマを抱えておるのです。
「う〜ん…こまった。マキロンがない!井伊直政の右ストレートを左目にもらい、アオタンができた!消毒せねばー!」
「ごもっともでございます!ゆゆしき事態でございます!」
横で迎合するのは、謀臣の本田正信です。
そう、昔から偉大な武将というのは、やっぱしやるときゃやるのです。

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一気に緊迫する場の空気。ついに本田正信が言いました。
「大御所様、ホームページ制作をやられては?江戸初期の日本では、マキロンを調達できませぬ。…そう、いまやタウンページより大きな媒体であるインターネットで、自己の窮状を強烈にアッピールされては!」
「うーむ、なるほど。ホームページ制作か!それはいいかもしれん!」
徳川家康も声をうわずらせます。藁にもすがる思いの、神君様でした。

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さっそくホームページビルダーと『ホームページ制作1週間!』系の本を買いこみ、幕府の制度作りもそっちのけで必死にとりくむも、なかなか作業はすすみません。まずタイトル文作成の時点で、けつまづいてしまう徳川家康なのです。
“初めまして、徳川家康です。マキロンに難儀しております。江戸初期の日本に、山之内製薬はありません。マキロンをたくさんお持ちの方、ご連絡お待ち致します。”

「う〜ん…ちょっとカタいかな…。」
一応書いてはみたものの、そこはかとなく不安になり考え込む徳川家康。そう、昔から偉大な武将といえど、パンダ顔になれば弱気にもなるのです。

“こんにちは、徳川家康だよ。べつに寝不足じゃないよ!外傷を消毒するマキロンを持ってきてくれないか?豊臣家を完全に滅ぼすまで、セットバックは許されないのさ!”

「くだけすぎだ。どうもうまくいかん…。」
↓徳川家康:独白
う〜ん…マトモに自分でホームページ制作するのは、どうやらムリのようだ。なんかもうやりたくない…かったるい。あきらめるなら早いほうがいい。ムダな努力は、少ないほうがベターだから。

線香花火よりかんたんに挫折してしまう、神君様でした。

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「あ、ども…徳川家康ともうします。格安でホームページ制作をお願いしたいのですが…。」

「はい、ありがとうございます!うづき屋です。
では徳川家康様、いったいどのようなご業種でいらっしゃいますか?」

「えー、ひとことでいうと、徳川初代将軍です。んで、アオタンを治す為、マキロンを集めたいのです。」

「徳川初代将軍ですか、なるほど…。ではご自身、いま一番アピールしたいポイントなど、まとめてらっしゃったらお聞かせ願えますか?」

「はい…いいですか?“こんにちは、徳川家康だよ。べつに寝不足じゃないよ!〜”ってかんじです。どうですかね?」
不安げに評価を待つ徳川家康。

「う〜ん…まずお聞きしますが、マキロンを集める為には、どういった単語による検索で、上位にランクされるのが理想的ですか?
自分の希望を、どういった人達に、どのように訴えたいですか?
はい、じゃあまずどのような業種の人達に?」

「う〜ん…やっぱし、要領が悪く失敗ばかりの、芸能人付き人かな?師匠も思わず手が出るから、顔面は年中ボコボコだろう!」

「はい、するとまず“要領が悪く失敗ばかりの、芸能人付き人”“マキロン”この2語が不可欠ですね。そして提供してくれる付き人さんの奮闘エリアは、どのへんで区切ります?」

「へ?エリア?」

「つまりですね、あんまり遠くで引っぱたかれてる付き人さんじゃ訴求しても意味がないので、実際のところ。えーまず、フジテレビがあるお台場ですね?あとは東新橋とか、あのへんまでエリアを広げますか?関テレとか、あっちはちょっと遠いですよね、やっぱり?」

「う〜ん…そうだな、まぁ…それでお願いします。」

「はい。そうしますと、だいたいのタイトル文と紹介文は…たとえばこんな感じになります。」

タイトル文
“お台場界隈で毎日師匠にボコられてる要領が悪い付き人さんへ:徳川家康がマキロンを所望です。”

紹介文
“至急駆けつけ、マキロンを提供してくれませんか?東照宮が担保なので、身元はたしかです。マキロンs:75mlで十分!東新橋で奮闘中のあなたも、ぜひご協力ください!”

「まぁちょっとくどいですけど、必要なファクターはこれにてOKだとおもわれます。タイトル文と紹介文のなかにキーワードを散りばめつつも、けっして文意は損なわず、コレが大事です。あとは実際のホームページ中にも上記の単語をバランスよく散らし、とりえあず格安に4ページのモノをつくりましょう。」

「えー、4ページというと?」

「はい。まずTOPまたはHOME、ご挨拶ですね。それから大御所としての自己紹介・経歴…まぁプロフィールです、これで2ページ。」

「フムフム、かたちになってきましたね…。」

「つぎに御礼概要…つまりどのようなお礼を、マキロンを提供してくれた付き人さんに与えうるのか?あ、コース分けはどうです?
たとえば『改易する予定の外様大名の土地、チョコッと割譲コース』、または『江戸城づとめ斡旋コース』とか?あとはご連絡先、つまりお問合せ用のメールアドレスです。できれば固定電話の番号も、キチンと全ページ公開しましょう。ニッコリわらった本人の顔写真などあれば、やはり効果大ですよ。」

「オオッ!なんとかホームページの呈をなしますね!」

「はい!くわえて、現在の窮状をご自身が更新する日記ブログを追加すれば、読む人の親近感はさらにアップ!
〜徳川家康の最新人質日記 “人の世は、重きを背負うて行くが如し!”
というのはどうでしょう!」

「うーむ…さっそく制作しましょう!」

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こうしてホームページ制作にふみきった徳川家康。おどろくなかれ、1週間もすると手元にマキロンがわんさかさ。今日もガンガン家臣と殴り合いつつ、モニターのぞいては検索エンジン&アクセス解析を交互にチェックし、ほくそえむのです。

さぁ皆さんもホームページを格安で制作して、事業をガンガン宣伝いたしましょう。うづき屋は、いつでもお手伝いをいたします。

めでたしめでたし。

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※あえて歴史上の人物をネタにしてみました。実際に 現存する業種 を具体的に書き込むと、さしさわりがあるモノで(笑)。文中のキーワードを、ご自身の商売に必要なアピール要素に置き換え原稿を作り…どうぞうづき屋にホームページ制作を、ご依頼下さいませ(笑)
※case-by-case:原則にとらわれず、一件ごとの事情に応じ、問題を処理すること。

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