格安ホームページ制作

162. 霍去病の場合
※本作品はあくまでホームページ制作に関したフィクションであり、文中のエピソード・セリフその他は、ほぼ全てが作者の創作です。尚、Wikipediaその他の資料を大いに参考にさせて頂いております、ペコリ。

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●霍去病は傲慢・わがままで、たとえ兵が飢えていても自分は豪華な食事をしまくっていた…らしい。→注

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霍去病さん、21歳。
いままさに、苦痛に顔をゆがめておるのです。
「う〜ん…こまった。インシュリンがない!美食のせいで、糖尿病になったー!」
「ごもっともでございます!ゆゆしき事態でございます!」
横で迎合するのは、異母弟の霍光です。
そう、昔から偉大な武将というのは、なにかしらのリスクを背負いつつも元々の性格を曲げぬのです。

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一気に緊迫する場の空気。ついに霍光が言いました。
「霍去病様、ホームページ制作をやられては?前漢の武帝時代では、インシュリンを調達できませぬ。…そう、いまやタウンページより大きな媒体であるインターネットで、自己の窮状を強烈にアッピールされては!」
「うーむ、なるほど。ホームページ制作か!それはいいかもしれん!」
霍去病も声をうわずらせます。藁にもすがる思いの、大司馬でした。

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さっそくホームページビルダーと『ホームページ制作1週間!』系の本を買いこみ、匈奴征伐もそっちのけで必死にとりくむも、なかなか作業はすすみません。まずタイトル文作成の時点で、けつまづいてしまう霍去病なのです。
“初めまして、霍去病です。インシュリンに難儀しております。武帝時代にインシュリンなど入手できるワケありません。インシュリンをお持ちの方、ご連絡お待ち致します。”

「う〜ん…ちょっとカタいかな…。」
一応書いてはみたものの、そこはかとなく不安になり考え込む霍去病。そう、昔から偉大な武将といえど、手足がしびれれば弱気にもなるのです。

“こんにちは、霍去病です。べつに肥満じゃないよ!多糖類の消化吸収を遅らせるインシュリンを持ってきてくれないか?世界の全珍味を堪能するまで、セットバックは許されないのさ!”

「くだけすぎだ。どうもうまくいかん…。」
↓霍去病:独白
う〜ん…マトモに自分でホームページ制作するのは、どうやらムリのようだ。なんかもうやりたくない…かったるい。あきらめるなら早いほうがいい。ムダな努力は、少ないほうがベターだから。

線香花火よりかんたんに挫折してしまう、大司馬でした。

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「あ、ども…霍去病ともうします。格安でホームページ制作をお願いしたいのですが…。」

「はい、ありがとうございます!うづき屋です。
では霍去病様、いったいどのようなご業種でいらっしゃいますか?」

「えー、ひとことでいうと、不摂生な大将軍です。んで、血糖値を低下させる為、インシュリンを集めたいのです。」

「不摂生な大将軍ですか、なるほど…。ではご自身、いま一番アピールしたいポイントなど、まとめてらっしゃったらお聞かせ願えますか?」

「はい…いいですか?“こんにちは、霍去病です。べつに肥満じゃないよ!〜”ってかんじです。どうですかね?」
不安げに評価を待つ霍去病。

「う〜ん…まずお聞きしますが、インシュリンを集める為には、どういった単語による検索で、上位にランクされるのが理想的ですか?
自分の希望を、どういった人達に、どのように訴えたいですか?
はい、じゃあまずどのような業種の人達に?」

「う〜ん…やっぱし、大衆食堂の調理場アルバイトくんかな?つまみ食いしまくりでカロリー過多だから、インシュリンは必需品だろう!」

「はい、するとまず“大衆食堂の調理場アルバイトくん”“インシュリン”この2語が不可欠ですね。そして提供してくれるアルバイトくんの勤務エリアは、どのへんで区切ります?」

「へ?エリア?」

「つまりですね、あんまり遠くで勤務中の調理場アルバイトくんじゃ訴求しても意味がないので、実際のところ。えーまず、学生の町:西早稲田ですね?あとは神保町とか、あのへんまでエリアを広げますか?三田とか、あっちはちょっと遠いですよね、やっぱり?」

「う〜ん…そうだな、まぁ…それでお願いします。」

「はい。そうしますと、だいたいのタイトル文と紹介文は…たとえばこんな感じになります。」

タイトル文
“西早稲田界隈の大衆食堂でつまみ食いしまくってる調理場アルバイトくんへ:霍去病がインシュリンを所望です。”

紹介文
“至急駆けつけ、インシュリンを提供してくれませんか?武帝に寵愛されているので、身元はたしかです。速効型のヒューマリンR40がベスト!神保町で勤務中のあなたも、ぜひご協力ください!”

「まぁちょっとくどいですけど、必要なファクターはこれにてOKだとおもわれます。タイトル文と紹介文のなかにキーワードを散りばめつつも、けっして文意は損なわず、コレが大事です。あとは実際のホームページ中にも上記の単語をバランスよく散らし、とりえあず格安に4ページのモノをつくりましょう。」

「えー、4ページというと?」

「はい。まずTOPまたはHOME、ご挨拶ですね。それから武将としての自己紹介・経歴…まぁプロフィールです、これで2ページ。」

「フムフム、かたちになってきましたね…。」

「つぎに御礼概要…つまりどのようなお礼を、インシュリンを提供してくれた調理場アルバイトくんに与えうるのか?あ、コース分けはどうです?
たとえば『もっと時給のいいバイト先斡旋コース』、または『キャベジン試供品贈呈コース』とか?あとはご連絡先、つまりお問合せ用のメールアドレスです。できれば固定電話の番号も、キチンと全ページ公開しましょう。ニッコリわらった本人の顔写真などあれば、やはり効果大ですよ。」

「オオッ!なんとかホームページの呈をなしますね!」

「はい!くわえて、現在の窮状をご自身が更新する日記ブログを追加すれば、読む人の親近感はさらにアップ!
〜霍去病の最新匈奴討伐日記 “3万の首級を上げました!”
というのはどうでしょう!」

「うーむ…さっそく制作しましょう!」

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こうしてホームページ制作にふみきった霍去病。おどろくなかれ、1週間もすると手元にインシュリンがわんさかさ。今日もせっせと注射して旨いモン食らいつつ、モニターのぞいては検索エンジン&アクセス解析を交互にチェックし、ほくそえむのです。

さぁ皆さんもホームページを格安で制作して、事業をガンガン宣伝いたしましょう。うづき屋は、いつでもお手伝いをいたします。

めでたしめでたし。

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※あえて歴史上の人物をネタにしてみました。実際に 現存する業種 を具体的に書き込むと、さしさわりがあるモノで(笑)。文中のキーワードを、ご自身の商売に必要なアピール要素に置き換え原稿を作り…どうぞうづき屋にホームページ制作を、ご依頼下さいませ(笑)
※case-by-case:原則にとらわれず、一件ごとの事情に応じ、問題を処理すること。

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